塩分濃度が高いことから人体が浮くことで有名な死海。
夏しか楽しめないと勘違いしていませんか?
実は、冬でも十分楽しいんです!
今回は私が泊まった「イスロテル ガニム ホテル デッド シー(Isrotel Ganim Hotel Dead Sea)」の紹介です。
1月にヨルダン&イスラエル旅行に行き、偶然、ホテル内に温泉があることを発見しました。
しかも死海の水を使っています。
イスラエルに行くことがあれば、ぜひ一度寄ってみてください。
死海とは
ヨルダンとイスラエルの間に位置する、南北約60km、東西約17kmにわたる細長い湖です。
塩分濃度が海水の10倍で、生物が生息できないことから「死海(Dead Sea)」と呼ばれています。
人体が浮くのも、塩分濃度が濃いためです。新聞や雑誌を読みながらプカプカ浮かんだ写真を撮るのが定番になっていますね。
ビーチなので観光シーズンは春から秋まで。冬場の死海は少し肌寒いので、観光客も減ってしまいます。
しかし、この時期こそ穴場。リゾートホテルも安く泊まれるし、死海の温泉でゆっくり過ごすこともできるんです。
私が行ったのはイスラエル側の死海は、エルサレムの中央バスステーションからバスで約2時間で着きます。
運賃も1人片道37.5NIS(=約1100円)なので、そこまで高くないです。
イスラエルの死海は「Daniel Dead Sea Hotel」というバス停で降ります。今回紹介するホテルはそのバス停の目の前にありました。
リゾートホテルは一人1万円弱
泊まったホテルは「イスロテル ガニム ホテル デッド シー(Isrotel Ganim Hotel Dead Sea)」です。
いかにも豪華なリゾートホテルです。
ホテル内にはプールやバーカウンター、スポーツジムやマッサージなどがあり、外の死海にも宿泊者用ビーチも備えられていました。
でも冬場だからか、朝食付き2人1部屋で計18500円(1人9250円)でした。
ご飯もバイキング形式でおいしいし、ホテル内は本当に清潔です。イスラエルの物価から考えると安い部類に入ると思います。
なかでも体験する価値があるのが死海の水を沸かした温泉です。
死海の温泉は最高
宿泊客が無料で使えるスパです。驚くことに死海の水が使われています。

こんな感じに浮きます。笑
ホテルの浴室には死海温泉の浴槽が2つ、ジャグジーが2つあり、シャワーが数か所。サウナや給水所もありました。
浴槽のはっきりした温度がわからないのですが、どれも40度くらいはありそう。
日本の温泉と大差ないほど温かくてほっこりします。
水質は死海に似た感じで、舐めると同じ苦さがします。10分くらい浸かっているいると、腕やももの内側など皮膚の薄い部分がひりひりしてくるので、ジャグジーで塩分を落としてゆっくり。これを何回か繰り返すと極楽です。
死海は天然のミネラルを多く含んでいるのですが、こちらも同じ感じで、入浴していると肌がもちもちしてきます。
全員水着をきて入浴します。湯治的な位置づけなのか高齢者でにぎわっていました。アジア系は私たちのみでした。。

このほか、ホテル内のプールサイドでピザを食べたり、バーカウンターでカクテルを飲んだりと、優雅な時間を過ごせました。
最高です。
まとめ:冬でも楽しい
以上、イスラエルのリゾートホテルの紹介でした。
冬とは言っても日本よりかなり暖かいです。私はネルシャツ1枚で大丈夫でした。観光客は水着の上にバスローブを着て砂浜を歩いていました。
近くにはショッピングモールやレストラン、お土産店もあるのでゆっくりしながら時間をつぶすこともできます。よかったらどうぞ。

