タイトルの写真、見たことがある人も多いと思います。
今回は 台湾で特に有名な観光スポット「九份」への行き方を解説します。千と千尋の神隠しの神隠しのモデルの地とも呼ばれています。景色はもちろん、屋台もたくさん並んでいて見どころ満載の観光地です。
台北から近いのも良いところ。鉄道が通っていないのでアクセス良好とは言えませんが、バスに乗れば簡単につきます。特に理由がなければ台北からバスで行くのが便利です。
現地は日本人ばかりなのですがほとんどがガイド付きのツアーでした。単独バス旅行だと自由に行動できるし安いので、ぜひチャレンジしてみてください。
台北からの行き方は4通り
空港や観光地の密集しているので、台北市から行くことが多いと思います。アクセスは4通りあります。
- 台北の「忠孝復興駅」からバス(101元、約1時間10分)
- 台北の「西門」から「北門」経由のバス(北門から50分)
- 台北から鉄道で「瑞芳駅」に行き、バスに乗り換える(約100元、1時間10分程度)
- 台北からタクシー
私はバスを選びました。行きは①で、帰りは②のルートでした。②高速道路を走る路線だったので、速くて快適でした。
①忠孝復興ルート

このルートは台北から九份まで、下道を通って向かいます。
乗り方はまず、台北市内の「忠孝復興駅」に行きます。忠孝復興駅はMRT板南線と文湖線が通っています。台北駅からだと東に3駅で着きます。ここにバス停があります。
2番出口「SOGO復興館」に行けば、近くにバス停が見えてきます。

地上に上がって大通りを見ればバス停が簡単に見つかるはずです。
乗るべきバスは「1062 金瓜石」です。
日本語表記もあるので安心ですね。待っている人も何人かいるはずです。


グーグルマップでは15分おきに来ると書いてましたが、30分くらい待ちました。
日本と同じようにカードを入り口でかざして乗車します(15元)。降りるときにも再びタッチします(86元)。

バス車内は広めでした。バックパックを足元に余裕でおけます。東南アジアほど乱暴な運転ではないですが、クラクションをよく鳴らします。
4月でも気温は高く半袖だったのですが、車内は冷房が効いていて肌寒いです。
約1時間10分で「九份老街」に到着しました。
②西門、北門ルート

こちらは帰りに使いました。高速バス便で30〜40分毎に運行しているようです。上の写真は台北駅から徒歩2、3分にある「北門」乗り場です。

「965」が九份老街行きのバスです。高速バスだけあって、こちらは速くて車内も快適。
これが一番おすすめです。
乗り方は①と同じ。バスがきたら「EasyCard(Suicaみたいなカード)」をかざして乗車します。乗車時に15元、降車時に56元払いました。

車内はこんな感じ。きれいだし、直線の高速道路を走るので揺れが少なくて速いです。
しかも①より安かったです。
この日は平日だったので、九份派出所から台北駅まで50分くらいで着きました。これだけ便利なルートだからおそらく休日はめちゃくちゃ混むと思います。
③鉄道ルート
こちらは利用していないので写真はありません。
台北駅から鉄道に乗り、「瑞宝駅」からバスに乗ります。
バスの番号は「1062」。
①と同じバスなので、これなら台北からバスに乗ってもいいと思います。
④タクシールート
忠孝復興のバス停にいるとタクシーの客引きがいます。紙を持っていたので見せてもらうと、
1人1200元!バスの10倍くらいします。
その分バスより早いと思います。誰かと相乗りするなら1人200元でいいとも言っていたので状況次第ではアリでしょう。でも客ひきはしつこくないし断ったらすぐ諦めるので悪い気はしませんでした。
まとめ:高速バスが一番
以上になります。
下調べをあまりしていませんでしたが、結果的にものすごく簡単に行けました。鉄道は走っていないものの、初心者でも少し調べれば簡単にバスで行けそうです。
個人的には西門~北門~九份の高速バスが一番快適で安かったです。平日だとバス一択、休日は状況次第でタクシーが便利かもしれません。