今回は、退職に向けた準備をまとめます。
退職を決める前に考えることは「上司に退職を伝える前に【損得を考えよう】」に書きましたが、辞めると決めた後にも準備がたくさんあります。
退職を決めてもすぐに上司に言わないようにして、いい形で退職できるようにしましょう。
目次
退職に向けた準備

やること①生活スタイルが変わることへの準備
退職すると生活スタイルが変わります。自意識は今日からでも変えられるので、退職をする予定なら少しずつ慣らしておきましょう。
- 有給を使う
- 家具を増やさない
- 貯金をする
これらの意識を変えます。
有給休暇はいきなり使おうと思ってもなかなか使えないので、徐々に使うように心がけましょう。退職時に一括して取れる社もありますが、完全にこちらでコントロールできるわけではありません。
「家具を増やさない」ことはとても大事なことだと実感しました。仕事を辞めて引越しするとき、家具が多くて不便でした。家具は減らそうと思っても簡単に減らせないので、少なくとも増やさないようにしましょう。
仕事を辞めるとどんどんお金が出ていきます。金銭的に逼迫してしまっては、次のスタートがきれないので、少しずつ貯めていった方がいいです。
やること②習慣を変える
次に、やめることを決めてから少しずつ変えることです。
いきなり実践しなくいいので、少しずつ取り掛かればいいです。
やめてからやりたいことを書き出す
退職に備え、自分がやりたいことが思いついたら書き出す癖をつけておきます。
退職直後ほど、時間が自由なときはありません。
せっかくの機会なので、あらかじめ何をやりたいのか、どう遊びたいのかをはっきりさせておくと、辞めた時に有意義に休みを満喫できます。
これは次に解説する自己分析にも関わってきます。
自己分析をする
皆さんが最後に自己分析をしたのはいつですか?
いちど社会人をすると、振り返る時間がなかなかありません。
せっかく独立に向けて動きはじめるのであれば、もう一度自己分析をしてみることをお勧めします。今まで自分では気付かなかった一面が見えるかもしれません。
これは次の仕事や人生にも役に立つはずです。
やること③実際の行動を変える
いつでも退去可能な物件に引っ越す。
今住んでいる物件の契約更新を迎える方は、いつでも退去が可能な物件に引っ越しましょう。全国転勤の方も同様です。
辞めるて新たな生活を始める場合、引っ越しをする必要がある方が多いからです。
途中解約のお金ほど無駄な出費はありません。こういった部分は早めに手を打っておくと、のちの負担を減らせます。
仕事では短期的な成長、成果だけを求める
どうせ仕事を辞めるなら目の前の成長や成果を求めましょう。
逆に、今は意味がないけど5年、10年続けたら成長することや成果がでることは避けた方がいいです。
例えば将来の契約のための営業や社内の難しい試験などがこれにあたります。
独立を決めているのであれば、会社ではやるべきことだけをこなし、定時で帰るメリハリを持つことが必要です。そして、自分の時間をたくさん作りましょう。
お礼メールの下書きをしておく
仕事を辞めると言ってからは、社内の手続きや取引先などへの挨拶回りでとても忙しくなります。少しでもその時の仕事を減らすための工夫です。
お世話になった人へのお礼のメールをあらかじめ下書きしておきます。そうすると自分の仕事を振り返ることにもつながるので、一石二鳥です。
ご送信だけは気をつけてください。
エージェントと接触する
独立をするにしろ、転職をするにしろ、転職エージェントと接触するのは自分の価値を理解する観点でとても意味があります。
まとめ/少しずつ準備すれば辞めた後が楽
以上になります。会社を辞めるのは時間や体力、お金がかかります。
この段階で消耗するのはもったいないです。
せっかくなら準備して、最高の形で新たなスタートをきりましょう。