これまで独立に関する記事を書いてきました。
今回は退職のタイミングについて書こうと思います。
仕事を辞めるのって人生では大きなイベントです。だからこそ最高のタイミングを狙いましょう。
私見ですが、退職のタイミングは12月末がベストだと思います。私も有休を使いきり12月に合わせて退職しました。
その理由を解説します。
独立に関しては「【独立】正社員を辞める前に考えること」「【独立】退職を決めてからやることリスト」などの記事もあります。
理由①ボーナスをもらえる

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長い期間、毎日頑張って働いた会社です。せっかくなのでボーナスまでもらって辞めないと損です。
ほとんどの会社は6月と12月にボーナスがもらえると思います。これを逃すと手取りに大きな差が出ます。
独立直後は何かとお金がかかるので、少しでもお金を確保しておくと安心です。
また、多くの会社は4月に部署替えがあります。6月に退社する場合、4月か5月に退職の意向を伝える必要がありますが、新体制になった直後に退職を伝えるのは難しいため、あまりおすすめできません。
引き継ぎなどに時間がかかるので、6月退社は比較的ハードルが高いと思います。
理由②引っ越しをしやすい
退職は新たなスタートでもあります。退社にともなって引っ越しすることも多いと思います。
独立は自分がしたい時期にできることなので、わざわざ不便な時期を選ぶ必要はないと思います。
春は入社や異動の季節なので、新しい物件を抑えるのは難しかったり、引っ越し料金も高かったりします。
年金や社会保険の手続きをするにしても、春を避けた方が混雑しません。
理由③新年で気持ちの入れ替えもできる
12月で退職して新年を迎えると、気持ちを一新できます。
退職はものすごく体力や気力を使う作業です。一度上司に退職を伝えると、大量の雑務に追われるので気が休まる暇がありません。
疲れてしまっては独立の準備がおろそかになってしまうので、上手に気持ちを切り替えられるイベントがあると次のスタートをうまく切れると思います。
その意味で1月1日を節目に持ってくることはおすすめです。
まとめ:できれば円満退社で
理由は以上になりますが、正直いって退職のタイミングをコントロールするのも難しいです。
なぜなら会社はこちらの都合に合わせてくれないからです。
よほど理解のある会社でない限り、ボーナスを支給しなくていいように退職時期を早められたり、有休を使わせてくれなかったりします。
自分の思い通りにするためには「円満退社する」ことだけが重要です。
しっかり準備をして円満退社を目指しましょう。