上司に退職を伝える前に【損得を考えよう】

働く

今は正社員だけど、いずれ独立しようと思っている人はいますか?

今回は正社員を辞める前にチェックすべきポイントをお伝えします。

私は2018年12月、約5年勤めていた新聞社を辞めて独立してフリーランスになりました。退職までの過程でわかったことが色々あったのでご紹介します。

※この記事は有給休暇や時間外労働手当のある、いわゆる「ホワイト企業」を辞めようとしている人向けに書いています。人権を無視したような扱いをする「ブラック企業」にいて、身体や精神に支障のある方は真っ先に辞めた方がいいと思います。

会社はあなたを使って利益をあげてきました。あなたも会社から得られるものは得てから辞めた方がいいです。

上司に相談する前に/後戻りはできない

上司に「辞める」と言ったらどうなるか。

  1. 異動や給料アップを提案され、留まるように説得される
  2. 「辞めて何をしたいんだ」「世の中はそんなに甘くない」と説教される
  3. そのまま退職の手続きに入る

たぶん、このようなことが起きます。

私も辞める際、上司から3か月近く説得されました。

でも、普通は「辞める」と口に出したら撤回できません。法律的には撤回できますが現実的には無理です。説得されて留まると、無駄な軋轢が生まれて仕事がやりづらくなるからです。

説得されたくらいで留まるなら、「辞める」話をしてはいけません。

そもそも部下の退職は人事評価に影響するため、上司が説得するのは当たり前です。自分が必要とされているように感じるし悪い気はしませんが、上司の無駄な仕事を増やしている時点で印象が少なからず下がっています。

辞める決意を固める前には以下のようなことを考えてみてください。

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「辞める」と言う前に考えるポイント2つ

PC

ポイント①会社に属するメリットは使い切ったか

その会社ならではのメリットは存在するので、辞める前に一度確認した方がいいです。

ノウハウ・教育

真面目な話では企業のノウハウや教育がこれにあたります。

会社は個人と違って圧倒的な資金力や人材があります。大企業は受注する仕事も規模が大きいので、個人だと経験できないことも多くあります。また、大企業は採用から社員教育まで、多額のお金を使って社員を教育しています。

これらは企業に属しているだけで吸収できることなので、積極的に参加して自分の経験値とする方が得。

福利厚生

  • 会社の商品を割引価格で買える
  • 保養所を使える
  • ジムなどの施設を割引価格で使える
  • 予防接種などの補助がある

福利厚生はこういったものが当てはまりますね。私が勤めていた新聞社の場合、新聞が無料で読めました。どうせ辞めるなら、その前に割引される商品を買っておきましょう。

正社員としての信頼

フリーランスを考えている人は正社員のメリットも考えた方がいいです。終身雇用制度が崩壊しつつあるものの、正社員という肩書はとても信頼されています。少なくとも、

  1. 新たな賃貸物件の契約
  2. クレジットカードの契約
  3. 肩書きを使って人に会う

これらは正社員のうちに手続きをしておきたい部分です。①と②は正社員とフリーランスでは雲泥の差です。

③についても同様です。今の肩書きを使って、次の仕事につながりそうな人と会っておきましょう。フリーランスとして独立してからだと、何と名乗るか考えるのも面倒くさいです。

会社名のウケが良い場合は、辞める前に人に会うのも効果的です。悲しいことですが、親戚や実家近辺の人、異性、友人など、余程の理由がない限りフリーランスより正社員の方が印象がいいです。笑

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ポイント②タイミングは今か

時計

辞める決心がついた・・・でも少し落ち着いた方がいいです。

辞めるタイミングも重要です。以下の視点も考えてみましょう。

【独立】12月が狙い目。退職はタイミングが重要」にも詳しく書いています。

金銭面(ボーナスの時期など)

当たり前ですが、辞めると収入先が変わります。退職したのはいいけど、来月の衣食住も心配・・・という状況では落ち着いて考えられません。安心して次の道に進めるように最低限の貯蓄をするのも大事です。

節約も大事ですが、会社からもらうお金も最大化してから辞めましょう。

一番大きいのがボーナスです。そのため6月末か12月末に辞めるのが最も適当だと思います。

フリーランスになる場合は、

  • 国民年金
  • 健康保険
  • 住居費(引っ越し代も)

正社員の多くは社宅だったり、家賃手当があったりするので、フリーランスの方が住居費は高くなるかもしれません。

人と会う予定

これは冠婚葬祭や同窓会などが当てはまります。どうしても参加したいイベントがある場合はその兼ね合いも考えておくといいでしょう。

フリーランスになって、いきなり仕事が軌道にのるわけありません。欠席のリスクがありますし、会う人会う人に退職理由をいちいち説明するのもめんどくさいです。

自分が気にならないとは言っても、昔気質の人は正社員を好みます。人の目を気にする必要はありませんが、外の目はフリーランスに厳しいということを自覚してから辞めましょう。

まとめ/直感も大事

以上になります。

会社を辞めるのは思ったよりも手続きがあります。社内の手続き、挨拶、次の仕事の準備などをしていると、あっという間に時間が過ぎていくので気を付けてください。

退職は損得の話ですが、直感もとても大事だと思います。全てを完璧にして辞めるのは無理なので、ある程度、割り切って考えるのも大事だと思いました。