元記者がNewsPicks有料会員を解約する理由

マスコミ

このたび、NewsPicksの有料会員を辞めました。

入会して4か月が経ちましたが、アプリを開く頻度がどんどん減り、自分の情報収集スタイルと合っていないことを実感したからです。私のように複数メディアから情報を得ている場合は、NewsPicksの良さを生かせないような気がします。

今回はなぜ、この結論に至ったのかを詳しく書きたいと思います。

1500円という金額について

NewsPicksの有料会員は月額1500円です。

まず断っておくと、私は質の高い情報にお金を払うことは抵抗がありません。重要な情報が無料で手に入ることは稀ですし、だからこそ、新聞や雑誌、書籍などにお金を支払っています。

「無料で十分だから」という理由で有料会員を辞めるわけではありません。1500円に見合う情報が得られないから辞めます。

私がNewspicksを解約する理由

株価

情報量が少ないように感じる

私は全国紙、雑誌、書籍、無料ニュースアプリなどから情報を得ているので、時事ニュースへの関心は高い方だと思います。

その目線で見ると、NewsPicksから得られる情報が少なく感じます。私が使いこなれていないだけかもしれませんが、以下のような点が不満でした。

企業PR記事が多い

有料会員のみ閲覧できる独自記事はインタビュー記事が多い印象です。

記者をしていた立場から言うと、経済人のインタビューは企業PRの側面が大きくなってしまうので取材は比較的容易です。そして批判的な視点が生まれず、持ち上げるだけの記事になります。私はインタビューよりも、何かを深掘りしてくれるような記事を読みたいと感じました。

独自の記事やコンテンツもチャートやグラフを使ってカッコよく仕上げているものの、事実の羅列が多く、分析については物足りなく感じました。

雑誌読み放題サービスの「dマガジン」だと、月額400円で「ダイヤモンド」「プレジデント」「東洋経済」「エコノミスト」などの経済雑誌が読み放題なので、経済の深掘り記事はこちらで十分だと思いました。

経済ニュースしかない

NewsPicksは「経済を、もっとおもしろく」というキャッチフレーズの通り、経済ニュースしか載っていません。経済を知るために、社会や政治のニュースも必要だと思います。例えば日産のゴーン会長の逮捕は社会のニュースですが、経済にも密接に関わっていますよね。

私は経済を知るためには幅広く情報を得ることが大事だと思っているので、経済ニュースだけを集めるのは情報収集のやり方として疑問があります。

だから時間がないときは日経新聞から経済ニュースを仕入れます。その方が情報の漏れもありません。

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無料アプリを組み合わせる方が便利と感じた

アプリ

NewsPicksのメリットはこの2点が大きいと思います。

  • 個別ニュースに対する専門家のコメントを見れる
  • 効率的に経済ニュースに把握できる

でも使ってみると、「Twiiter」などの無料アプリの方が便利だと思えてきました。機能ごとに比較してみるとこんな感じです。

VSツイッター

ニューズピックスの注目機能の一つは記事に対する専門家のコメントです。色々な見方を教えてくれますが、

  • 実名=情報の質が高いわけではない
  • ツイッターの方がたくさん人の反応を見れる
  • 影響力が高い人ほどツイッターでもコメントしている

と感じてしまうことがしばしばあります。

ニュースをのぞくと「代表取締役」「CEO」などのキラキラした肩書を持つ人が実名でコメントしています。ツイッターより文字数は多いものの、一言二言のコメントに過ぎません。

コメントを読んだところで「知ったかぶり」できるくらいの知識しかつかないように感じます。

またコメントをする「ピッカー」達は、経歴と関係ない分野でもコメントをしています。「有料」で「実名」だからといって、質が高いとは言えない所以です。

ツイッターから大量の情報を得てそれを選別していく方が、私には合っているように感じました。

VS無料のキュレーションサイト

NewsPicksの有料会員でも、リンク先の記事のメディアの会員でないと記事を読めないことがあります。単なるキュレーションサイトとして利用するなら、他の無料アプリとの差はないように感じました。

  • ヤフーニュース
  • スマートニュース
  • グノシー

この辺りは速報性も記事の網羅性もいいです。こちらだと、経済に関連している社会ニュースなども読みことができます。

これらと全国紙と組み合わせれば、情報量は十分です。

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雰囲気に飽きた

これが有料会員を辞める一番の理由かもしれません。

NewsPicksには落合陽一氏や堀江貴文氏などのインフルエンサーが登場するため、彼らに共感するメンバーが集まってサロンのようになっています。

しかし逆に言えば、同じ価値観の人しかいません。討論の動画でも全員が同じ話をして反対意見は出ません。同じ出演者が毎回、お互いを褒め合っています。

もちろん参考になる話や刺激的な意見もありますが、彼らのPR動画みたいに感じるようになり、見続けるのがしんどくなりました。

まとめ/向いている人は

スマホ

以上になります。

不満をたくさん書きましたが、単に私の情報収集のスタイルとの相性が悪かっただけだと思います。今後、私の環境が変わればうまくはまるかもしれません。

以下のような人には向いていると思います。

  • プラットフォームをして利用し、自分自身を発信したい人
  • 情報収集の時間を極限まで減らしたい人