さて、今回は初めて新聞を購読する際のチェックポイントについて書いていきます。
購読者は減っているものの、いまだに日本は新聞を読む人が多い国です。
若者はネット志向といいますが、国会議員や経済界など影響力の高い人は未だに新聞を読んでいて、朝刊の内容について議論を吹っ掛けられることもよくありました。笑
偏った主張や事実誤認も時折ありますが、それはテレビやネットも同じですし、大事なのは「メディアリテラシーを鍛えること」です。情報源はたくさん持っている方がいいに決まっています。
とは言っても新聞は高いので、どういう部分を参考にすればいいのか紹介していきますね。
結論から言うと、「読んでいて不快ではないか」というのがポイントになると思います。
もし、2紙以上で比べ読みをする際は「 どの新聞で読み比べたらいいの?【厳選3パターン】」「新聞を読み比べるタイミング【節目の日など】」を読んでいだたくと参考になると思います。
選択肢は全国紙or地方紙

いまや大抵の情報はネットで知ることができます。
それでも新聞が読まれるのはなぜでしょうか。
新聞の良さは、一目でニュースを判断できる「一覧性」や「情報の質が高い」ことなどだと言われています。
そういう側面をもつのは以下の新聞です。選ぶならこの中がいいと思います。
- 読売新聞
- 朝日新聞
- 毎日新聞
- 産経新聞
- 日経新聞
- 地方紙
これらの新聞社は実際に記者が裏どりをして記事を書いています。ベテラン記者も在籍しているので、そういった経験に基づく分析記事を読むことができます。
しんぶん赤旗や聖教新聞などは、特定の考えを広めたり、団体の活動資金を賄うための機関紙です。あなたがその団体を支持しているなら購読してもいいですが、1紙目に読むべき新聞とはいえないと思います。
英字新聞も母国語が英語の方以外は読まない方が無難です。なぜならほとんどの記事は日本の記事を英訳したものなので、わざわざ英語で読む必要がないからです。
主張が不快ではない=読み続け易い

新聞にはそれぞれ主張があります。しかし読んでいて不快になるようなら、その新聞はやめた方がいいです。
なぜなら新聞は毎日読まないとあまり意味がないし、不快なものを見続けるのが大変だからです。1紙だけ読む場合は「無理なく読み続けること」を意識しましょう。
一方で好きな主張ばかり聞いていても視野は広がらないので、慣れてきたら不快な新聞でも目を通すと新たな発見があるかもしれません。
そもそも新聞に大きな違いはない
元も子もないですが元新聞記者としての正直な感想です。
(全国紙は)だいたい同じことが書かれています。
記事が出来上がる過程を考えてもらえればわかりますが、ほとんどの記事は記者会見やプレスリリースを見て記者が書いています。
つまりどの記者も、同じ人から聞いて同じ紙を見ながら記事を書いています。なので記事で大きな差はつくわけがありません。
あとはその記者個人の力量次第。
まとめ
以上、初めての新聞選びのポイントでした。
(建前上では)どの新聞も中立を掲げているので、明らかに偏った主張をしないように気を配っています。
新聞ごとの特徴をあげるときりがないので、まずは実際に図書館などで読んでみることをおすすめします。
どういう日に比較するかは「新聞を読み比べるタイミング【節目の日など】」を読んでください。