大企業を辞めて半年。今が幸せ

働く

今回はいわゆる「大企業」から独立した後のことについて書きます。

私は大卒後5年間働いた新聞社を退社しました。

元同僚に会うたび、

「実際どう?」

などと聞かれることも多いので記事を書くことにしました。

  • 生活していけるのか
  • 後悔しないか
  • 円満に退職できるのか
  • 上司や同僚にどのように報告するか

私も退職前は色々なことに悩みました。

決して楽して稼いでいるわけはないですが、今は毎日新しいことに挑戦できて日々成長している実感があります。

準備は必要だが悩みすぎても意味がない

選択

独立するときの準備は、

【独立】正社員を辞める前に考えること【経験に基づく】」や「【独立】退職を決めてからやることリスト

などを書いています。

読んでもらうのが一番ですが、

  • 辞めると言ったら撤回できないのでタイミングは慎重に
  • 会社に所属するメリットを使い切ってから辞めよう
  • 辞める前にやることがたくさんある(有給消化、貯金、自己分析、断捨離など)

こういったことを書いています。でも将来のことを全部を見通すのは難しいし、万全の準備をしてもギャップは生じます。

私もたくさん調べましたが、最後は勢いでした。

人生を自分でコントロールできる

社会人になってからの私の人生は会社が決めていました。

  • 住む場所
  • 起きる時間
  • 朝~夜の過ごし方(会社が決めた仕事)
  • 帰宅時間
  • (翌日の仕事に備えるための)就寝時間
  • 帰省する時期
  • 旅行に行ける時期
  • 長期旅行、留学には行けない

これらは会社が決めていたことです。時間でいうとおそらく8割くらいに上るでしょう。「2割を楽しむために、8割も犠牲にする必要が本当にあるのか」と悩んでいました。少なくとも定年までの35年間くらいを会社で消費するのは嫌だと思っていました。

今では100%自分に決定権があります。

自由とは言っても責任が伴うので、プレッシャーやストレスはありますが、人生を自分自身で決めている感覚があってすごく充実しています。思い返すと、今まで何故あんなに不自由だったのかと不思議です。

主導権を会社から自分に「取り返す」ことができ、本当に幸せです。

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世の中の見え方が変わる

地球儀

会社を辞めた途端、視界が一気に広がります。世界の見え方が変わりました。

生活環境や交友関係が変わるからだと思います。私の場合は、引っ越しをして、新しい仕事を通じてたくさんの人と出会い、ブログをはじめて、プログラミングを勉強し始めて・・・などなど、

こんなことも知らなかったのか・・・

という場面にしばしば出くわします。以前、ブログで紹介した、

  • 新しい視力矯正「ICL」
  • 安い英会話教室
  • オーディオブックの便利さ
  • ワイヤレスヘッドホンの便利さ

実はこれらは退職してから知りました。だからこそ、退職してからわずか半年間ですが、密度の濃い時間を過ごせています。

会社は1つの村のようなもので、同じ価値観、似たような環境の人に囲まれてどんどん変化がなくなります。「落ち着いた」とか「大人になった」とか言われることもありますが、私はそういう生き方をしたくありませんでした。

社会人も成長し続けなければならない現実に気付く

勉強

私は、どういう状況に陥っても生きていける「力」が欲しいと思っていました。そのためには自分自身が価値のある人間にならなければなりません。

大企業にいるといつの間にか「その会社でないと生きられない人間」になってしまいます。勤めているとそれを忘れがちです。入社後数年間は色々なことを吸収できますが、

会社という「村」で生きていく術ばかり身に付き、能力がほとんど伸びません。

会社が潰れなくても、社内の競争に負けてしまったり、挑戦したいことができたり、家族の介護が必要になったりする可能性は誰にだってあるはずです。

転職が当たり前になりつつ現代では、ますます個人の力が重要になってきます。社会人も勉強し、成長し続けなければライバルに勝てません。

私は入社3年目に成長が止まった実感がありました。社内のエース部署に行ってからも「壁を乗り越える」感覚がなくなったことから将来への焦りが高まり、退社を決めました。

まだフリーランスで簡単に稼げるほど楽ではありません。ですが常に、

「自分は世の中でどれくらいの価値があるのか」

これを自問自答できる環境に身を置けるのは刺激的です。

案外、生きていける

生活

大企業にいると、とりあえず生活の心配はいりません。周囲からの反応もいいです。だからこそ、離れてしまうことへの不安や恐怖心は他の業種よりも大きいかもしれません。

ですが実際に辞めてみると、世の中は変わりませんでした(良い意味で)。

元同僚とも仲良いままですし、異性からのウケも大して変わりません(大企業ブランドがあると思っていました)。親も「せっかく入社できたのに」と文句を言うくらいで、仕事だって努力すれば生活するだけ稼ぐのは余裕です。

楽しく人生を生きているから、マイナス分よりプラス分の方が圧倒的に大きかったと思います。

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常にトレードオフしているという意識が芽生える

大企業から独立し、固定収入や家賃補助もなくなりました。フリーランスになってからお金の大事さをさらに気付くことができたと思います。お金がないと家にも住めないっていうのを、よりリアルに感じることができますからね。

フリーランスは毎日選択しています。

経済学のトレードオフという考えですが、「1つを選ぶと他のことを捨てる」ことになります。だからこそ、飲み会1つをとっても、行くかどうかをシビアに考えるようになりました。

  • 本当に行きたい飲み会なのか
  • (友人でない場合は)飲み会に参加するメリットがあるのか
  • 行かなかったら代わりに何ができるのか

私はこれまで誘いを断ったことがほぼありませんでしたが、これらを考えて断るようになりました。

だからこそ、私は会いたい人としか会わなくなりました。

会社員時代と比べて1分1秒の価値は跳ね上がったと思います。

幸せかどうかも自分で決める

生き方を自分で決めますし、「幸せかどうか」も自分で判断できるようになってきました。

退職して半年ですが、生活は180度変化したと思います。

大企業の看板がなくなり、収入は減りました。一方で週末の飲み会、朝の満員電車などがなくなりました。豪華なバー、高級な料亭に行かなくなった代わりに、自炊が増えたり、本や映画を見たりすることが増えました。

これを生活水準が上がったとみるか、下がったとみるかは自分次第。私は自分の選択が間違っていたとは思っていません。

これからも自分で人生を切り開いていこうと思います。