
これ、セブ留学あるあるです。
格安と評判のセブ留学。しかし、業者や学校HPで見積もりすると思ったより安くないんですよね。
普通に見積もりをすると、1ヵ月25~30万円となると思います。航空券代を含めると、決して格安とは言い難い値段です。
3カ月で100万円弱と考えるとむしろ高く感じるかもしれません。
そこで、今回はセブ留学を最安で行く方法を考えます。
私のセブ島での留学歴は2回(7週間+7週間)です。2種類の学校に通った経験があるので、実体験に基づいて比較ができると考えます。
結論としては「自分で手配し、キャンペーン割引、最安プランなどを組み合わせる」に尽きます。
目次
7週間のセブ留学費用まとめ

まずは私のセブ留学の費用から見ていきましょう。
学校A→学校Bの順番で通いました。
学校A(7週間、一日8時間プラン)
内容 | 料金 |
---|---|
入学金 | 15,000円 |
授業料、滞在費 | 181,600円(キャンペーン割引適用) |
SSP(学生ビザ) | 14,300円 |
VISA | 7,600円 |
寮管理費 | 4,620円 |
電気代 | 2,640円 |
学校IDカード | 660円 |
テキスト代 | 4,200円 |
合計 | 230,620円 |
=計23万620円!
学校B(7週間、一日4時間プラン)
内容 | 料金 |
---|---|
入学金 | 16,300円 |
コース料金(寮費含む) | 165,700円(キャンペーン割引適用) |
海外送金手数料 | 3,500円 |
SSP(学生ビザ) | 14,300円(6,500ペソ) |
電気代 | 7,700円(3,500ペソ) |
共益費 | 3080円(1,400ペソ) |
テキスト代 | 4,400円(2,000ペソ) |
合計 | 214,980円 |
=計21万4980円!
あとで比較しますが、22~24万円は最安の部類だと思います。
ちなみにどちらの学校も、
- ドミトリー3食付き
- 無料ランドリーサービスあり
- 日本人スタッフ
- 無料Wi-Fi
- ナース
- 寮のセキュリティガード
これらのサービスがついていました。
この他は出費は現地での生活用品、旅行代だけです。
平均的な相場は?
私の留学費用は22万円~24万円でした。
7週間で、です。
どれくらい安いかわかるようにセブ島内で格安を売りにしている学校と比較してみましょう。
有名A校 | 有名B校 | |
---|---|---|
入学金・授業料・寮費など | 214,500円 | 327,600円 |
現地支払い(1ペソ=2.2円で計算) | 52,320円 | 31,856円 |
計 | 266,820円 | 359,456円 |
27万円~36万円なので、3万円~14万円の差があることがわかります。


どうせセブ島留学に行くなら、以下の方法で最安値を攻めてみませんか??
セブ留学を最安で行く方法

その①:キャンペーン中の学校を選ぶ
授業料、寮滞在費を格安に抑えるならキャンペーン利用は外せません。
授業料・寮費はキャンペーン中の学校が一番安いからです。
格安で留学を済ませたいのであれば、積極的にキャンペーンの学校を探しましょう。
例えば、フィリピン政府公式認定 語学学校NILSは季節ごとにキャンペーンがあります。
その一つ、「早期割」は半年前の予約で15%オフ、1年前の予約で25%オフになります。
他のキャンペーン情報は「セブ留学 キャンペーン」などと検索すれば出てくるはずです。
その②:期間はビザを考慮する
セブ留学は期間によって色々な手続きが必要になります。(多くの場合、学校が代行してくれます)
- VISA延長費用:30日以上滞在で必要
- SSP:いわゆる学生ビザ
- ACR-Iカード:外国人登録証。60日以上滞在で必要。
代行費用は学校によって違いますが、だいたい以下の通りの料金になっています。
1~30日 | 31~59日 | 60~89日 | 90~119日 | 120~149日 | |
---|---|---|---|---|---|
VISA延長 | なし | 約8,500円 | 約19,000円 | 約26,000円 | 約33,000円 |
SSP | 約15,000円 | 約15,000円 | 約15,000円 | 約15,000円 | 約15,000円 |
ACP-Iカード | なし | なし | 約7,000円 | 約7,000円 | 約7,000円 |
計 | 約15,000円 | 約23,500円 | 約41,000円 | 約48,000円 | 約55,000円 |
※1peso=2.2円で計算
見てわかる通り、60日滞在予定の人は59日に、90日の予定の人は89日とした方が諸経費が安くなります。
私が留学期間を7週間(49日+α)にした理由の一つはここにあります。
もし可能ならこの仕組みを考慮しながら留学プランを考えた方がいいでしょう。
その③:1日10時間も集中できますか?(授業数を減らそう)
勉強する予定の人すみません。
10時間勉強しても、復習する時間はありますか?という意味です。
授業数を減らせば復習時間が増え、授業料が安くなるよという進めです。
セブ島の(主にスパルタの)学校は一日8~10時間の授業が毎日あります。
私が通った学校は毎日7時半から授業がありました。
確かに、英語のシャワーを浴びるという意味では毎日10時間の授業は効果的です。
一方で、授業で気になったところを追加で調べるのも時間がかかります。
10時間の授業をすると、疑問点や復習すべきポイントも増えていきます。
予習・復習ができないまま授業を受ける事こそ無駄ですし、勉強するには睡眠は不可欠です。
やる気があっても、「授業は8時間にして、残り2時間は自習しよう」とすれば十分だと思います。
その④:現地での生活水準を下げる
フィリピンは日本並みの生活はできません。
できなくはないですが、ものすごくお金がかかります。
ここは勉強する時間だと割り切って、生活水準を落とすのがおすすめです。
例えば、
- ドミトリーを使う
- 空港ピックアップをしない
- 現地の格安SIMを使う
などなど。
空港ピックアップを頼むと、タクシー相場の5倍程度かかります。
現地の格安SIMを使えば、Wi-Fiをレンタルするよりも半額以下でスマホが使えます。
ドミトリー利用は以下の記事に書いた通り、おすすめの節約術です。
その⑤:航空券を早めに抑える

留学費用に次いで、欠かせないのが航空券代。
私はセブパシフィックを利用し、成田空港ーセブ空港の往復が3万1106円(1回目)と3万1766円(2回目)でした。
コツは1ヵ月前にチケットを取るだけ。
早めに予約するだけで、2~3万円浮きます。
その⑥:海外旅行保険はクレジットカードで
もはや常識となりつつありますが、3カ月以内の留学の場合はクレジットカードの付帯保険がコスパ最強です。
エポスカード、楽天カードは年会費無料で充実した保険がついているので、とりあえず作っておいて間違いないと思います。

エージェントを使わないのも手
これらの手段は全てパソコン上で可能です。
費用を最安に浮かそうと考えている場合はエージェントを通さない方が安く済むことが多いです。
手間がめんどくさくない人は留学エージェントを通してもいいでしょう。
その場合でも一度自分で計算をしてから行くと、話が早いと思います。

まとめ:0円留学は最終手段
0円留学を知っていますか?
現地の法人で働く代わりに無料で勉強ができるというプランで、セブ島にどんどん増えています。
しかし、私はこれをおすすめしません。
時給換算するととんでもなく安い上に、また仕事が忙しすぎて勉強がおろそかになってしまう例が多いからです。
どうしてもお金がなければ仕方ありませんが、英語力を伸ばしたい場合は日本で貯金してからセブ島に来た方がいいでしょう。